Jours de Charlotte et Charles

しゃるろって(Charlotte)と、ちいさなしゃるる(Charles)の日々

産着の柄は麻、これってもう古い風習なのかしら。

妊娠32週。
少しずつBebeのものも揃ってきて、そろそろ水通しをする日を決めておこうかななんて段階に。

そうなると、退院のときはどれにしよう、最初に着せるのはどの柄がいいかな、うちの子には何色が似合うのかしらと順番(?)を考え始める頃でしょうか。

 

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我が家はもう考えてあります。というか、最初の服として購入した柄があると言ったほうがいいでしょうか。

 

それはこちら。麻の葉柄のコンビ肌着。

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私の実家が結構古い慣習を守る家庭だったのもあると思うんですが、両親とも他界した今でも、新生児産着は麻の葉というガンコな習わしが残っていて、それで「麻の葉柄ありますか」ってベビー服売り場を巡って見つけました。

 

「産着」に使用する白生地には、

《虫が付かず丈夫でまっすぐに成長する麻》にあやかって、

《麻の葉模様》で作る習慣が江戸時代からあったと言うことです。

麻の葉の木のようにしっかりと大地に根を張り丈夫に育ってほしい

という願いが込められているのが、麻の葉模様なのです。

(日本儀式辞典より)

 

産着の習慣が広まったのは江戸時代頃と言われています。麻素材の産着は、赤ちゃんの成長を願うという意味以外に、麻の香りが虫除けになるという一面を持っています。また、産着に刺繍されている麻の葉模様は、災いを防ぐお守りとされており、昔は生まれて来る子供のために母親が一針一針刺繍を入れていました。現在では刺繍からプリントへと変化しましたが、様式は変わっても子供を思いやる親の心は変わらず、日本独自の伝統がいまだ受け継がれています。

(京の初着屋.com さまより)

京都出身の夫は「知らんなぁ、探して麻着せるより絹のが…」みたいなことを言っていたので、これは西と東で違う風習なのかも知れません。

 

こちら(東京)ではお宮参りとしか言わないこの儀式も、夫の実家では忌明けの祝とも言うらしいし、お食い初めも100日ではなくて120日ころに「食べ延ばし」としてやるとか…

 

子育てに於いては夫も私も両親がいないことが結構たいへんだなと思ってましたが、こうして考えると家族全員健在だったら風習の違いで無駄に気疲れしてたかも…と思う場面がチラホラしてきました。何事も一長一短、てことですね。

短所だけ見て落胆せず、その裏にある(かもしれない)長所を期待して、気楽に子育てができますよう。

 

あと2ヶ月、Bebeさん、お腹でいい子にしててね。

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